どちらも経済分野において耳にした記憶があります。

では、具体的にどんな意味をもっているのかと問われると、さっぱり分かりません。

ふだん耳にするけれど、意外と知らない言葉の違いについて調べていきたいと思います。

マージン フィー 違い

「マージン」と「フィー」の特徴!

どちらもニュースなどで見聞きした覚えはありますが、使用場面が異なっているような気がしています。

そこで、具体的にどんな特徴があり、使い分けがされているのかを見ていきます。

「マージン」の意味は?

使用されている分野や業界において、意味していることが若干異なります。

会計分野では、売上額から原価を引いたもので、「粗利益」とも呼ばれています。

自動車などの製造業界では、売上から製造に必要な材料費などを除いたものを表しています。

スーパーなどの流通業界では、お客様に対して販売している価格と仕入れ時にかかった金額の差額を意味しています。

ただし、人件費などはマージンに含まれていますので、利益とは意味が異なります。

工業分野においては、規定値に対する余剰分であり、ほとんどの場合、性能や寸法などのブレの許容量を示しています。

出版業界では、ページの周りにある空白を示し、実際の印刷におけるズレの許容量はより限定的なものとなります。

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「フィー」の意味は?

こちらも使用されている業界において、意味が少し違っています。

広告業界においては、広告会社が行うサービスについて、事前に交わされた条件で広告主に請求する報酬を意味します。

フィーは、人件費や付加価値をもとに作業工程ごとに決められることが多いのが特徴です。

金融業界においては、サービスにかかる対価として求められる手数料のことです。

意味しているのは、A銀行からB銀行へ振り込む際に、一定の手数料を支払わなければならないということです。

預金や貸出などの収益性が低下していることから重要視されています。

まとめ

広く知られている「マージン」の意味は、売上から経費(人件費を除く)を差し引いたもののことです。

「フィー」の意味は、業界によってさまざまで、報酬や手数料を意味しています。

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