掃除と清掃。
あなたは普段どちらの表現を使いますか?
今日は部屋を掃除しよう。
今日は部屋を清掃しよう。
どちらかというと、前者の方が多いような気がしますが、さてこの『掃除』と『清掃』に違いはあるのでしょうか。
調べていきましょう。
掃除と清掃の違い
まずは『掃除』の意味から見てみましょう。
辞書で調べてみると、「掃いたり拭いたりして、ゴミや汚れを取り去ること」とあります。次に『清掃』の意味。「綺麗に掃除をすること」。
どちらも意味は変わらないですよね。
しかし細かく見ていくと少々違いがあるようです。
簡単に言えば『掃除』は目に見えるホコリや汚れをキレイにすること。
『清掃』は掃除よりもより一層丁寧に、見えない部分までキレイにすること。
『掃除』の方が普段の生活においては日常的なものに感じますよね。
毎日の掃除機、雑巾がけはこちらの言い方がふさわしいでしょう。
トイレ掃除。お風呂掃除もそうです。
しかし『清掃』になってくると、大掛かりなイメージがあります。
今日は気合入れて大掃除するぞ!と張り切って腕まくりして、あらゆるクリーナー剤を用いて掃除する。
これは『清掃』と呼べる範囲でしょう。
ハウスクリーニングなどのプロの方に依頼して隅から隅まで綺麗にしてもらったり、マンションやアパートなどでは定期的に細かくチェックしながら清掃をしている所もあります。
学生やボランティアの方々が路上のゴミ拾いをしている場面も『清掃』という表現が正しいでしょう。
どちらが大変か。比べるならばもちろん『清掃』ですよね。
あまり知られていないようですが、『掃除』や『清掃』に関する資格もあるのだそう。
「日本掃除能力検定」という検定があり、初心者からエキスパートの方まで受けることが出来るとのこと。
昨今では『掃除』や『清掃』は立派なビジネス。
取得して就職・転職に活用してみてはいかがでしょうか。
もちろんプロを目指すもよし。
趣味や特技の一環として取得するのも自分のスキルアップに繋がることなので損はありませんよね。
まとめ
検定まで存在するとは知りませんでした。
どのような勉強内容なのかちょっと気になりますよね。
今のあなたにおすすめの記事