一言で『お相撲さん』といっても、色々な呼び方がありますよね。

関取、横綱、力士…これは相撲を見ない人には何が何だかわかりませんが、今は若い人たちの間で小さな相撲ブームがきています!

この機会に違いを学んでみませんか?

ということで、今回は“力士”と“関取”にはどのような違いがあるのかについてまとめました。

力士 関取 違い

力士と関取とは

小学国語辞典によると、力士とは相撲を取ることを仕事にしている人、関取とは十両以上の相撲取りのことを表しています。

力士と関取の違いと使い分け

違いを説明する前に、まずは相撲の番付を見ていきましょう!

下から、序ノ口、序二段、三段目、幕下、十両、前頭、小結、関脇、大関、横綱です。

力士というのは相撲取りの総称で、見習いや番付に名前が載らなくても新弟子検査に合格すれば力士と呼ばれます。

関取というのはこの番付とは別の階級のことで、十両以上(十両から横綱)の番付の人のことをいいます。

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力士と関取の差

関取以下の力士と関取には大きな差があります。

関取に精進すると大銀杏という髷(まげ)を結うことが許されます。

幕下以下は丁髷までしか結うことができません。

紋付羽織り、袴を着用することができるのも関取になってからです。

さらに、幕下以下の力士はお給料は出ません。

関取になって初めて月給でもらうことができるのです。

関取には個室が用意されますが、幕下以下の力士は大部屋で寝泊まりをします。

お給料が出ないとやっていけないように思えますが、部屋も食事も用意され、先輩力士にお小遣いをもらえるので不自由なく生活をすることは出来るのです。

また、相撲を取る時に塩をまくことができるのも実は関取からなんです。

こんなに違いがあるなんてびっくりしました!

関取になった後も、上を目指していくので力士の方々は日々精進しようと稽古を欠かさないんですね!

まとめ

今回は“力士”と“関取”の違いについてまとめました!

力士は相撲取りの総称で、番付の中の階級で関取と呼ばれることが分かりました。

普段おすもうさんのまねっこをしていたり、イメージでパッと思い浮かぶのは関取の人たちだったんですね。

参考になれば幸いです!

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